HarmonyOS 4.0の最新版が発表スマートウォッチでも進化する予定です!あとGoogleFITとの同期の問題が追加されました
アメリカの規制を受けてしまい、アメリカの企業とそれに関わる企業とも取引ができなくなってしまったHuaweiですが、その後、独自OSの運営を開始し、バージョンアップを繰り返しています。
先日HarmonyOS 4.0の発表がありましたので、スマートウォッチに関しても、ちょっとした進化が確認出来ました。
HarmonyOS 4.0の詳細
2023年8月4日、松山湖で開催されたHDC 2023で正式に発表されました。
ハーモニーOSは、Huaweiのデバイスでもあるスマートフォン・タブレット・スマートウォッチなどに搭載する統一OSでもあります。
主な進化
- 拡張可能性と連携性の強化:異なるデバイス間でのシームレスな連携と協調が強化され、ユーザー体験が向上しています。
- 全シナリオインテリジェンス:HarmonyOS 4.0は、様々なシナリオにおけるインテリジェントなサービスを提供するための能力を強化しています。
- セキュリティとプライバシー:データセキュリティとプライバシー保護の強化が図られ、ユーザーの信頼をさらに高めています。
- 開発エコシステムの強化:開発者向けのツールやサービスが拡充され、多様なアプリケーションとサービスの開発が容易になっています。
- ユーザーインタラクションの革新:より直感的で自然なユーザーインタラクションが実現され、各種デバイスでの操作が一層スムーズになっています。
- パフォーマンスの最適化:システムの効率とレスポンスが向上し、デバイスのパフォーマンスが最適化されています。
- 多様なデバイスへの対応:様々な形状、サイズ、機能のデバイスへの対応が強化され、広範な製品に対応可能になっています。
HarmonyOS 4.0は、これらの要素を通じて、デバイス間の連携、インテリジェンス、セキュリティなどの面で全面的に進化しており、さまざまなユーザーのニーズに応えるための強力なプラットフォームを提供するそうです。
スマートウォッチへの対応
その中で、ハーモニーOS4について、スマートウォッチでも、以下の説明がありました。
そこまで進化は多くないけど…。
- 新しいユーザー体験の創造:HarmonyOS 4.0はスマートウォッチにおいても、新しいユーザー体験を創造しています。デバイス間のシームレスな連携を通じて、スマートウォッチと他のデバイスとの相互作用が一層便利になっています。
- 健康管理の強化:スマートウォッチに搭載されたHarmonyOS 4.0は、より精緻な健康管理機能を提供しています。健康データの正確な分析と理解を通じて、個人の健康管理が向上しています。
- カスタマイズとパーソナライゼーション:ユーザーはHarmonyOS 4.0搭載のスマートウォッチを、自分の好みやニーズに合わせてカスタマイズすることができます。様々なウォッチフェイスや機能の設定が可能で、個人のライフスタイルに合った使い方ができます。
- バッテリーの最適化:エネルギー管理の最適化により、スマートウォッチのバッテリー寿命が延び、より長時間の使用が可能になっています。
- 操作性:手首の上で円を奏でる、新しいダイナミックダイヤル。毎日歩数を積み重ねたり、花が咲いているのを見たり、ちょっとした遊びをしたり。文字盤のスタイルもお好みに合わせて、毎日新しい体験をお楽しみください。
と言う事だそうです。
配信は2023年8月からだそうです
順次配信されていくみたいです。
新しいOSに変わり、一気に新機能が装着されることはなさそうな説明もありますが、各分野での向上が見られるといいですね。
同期での問題点
Huaweiヘルスケア→GoogleFITへの同期について、私は以下の記事の通り「Health Sync」の有料版を購入し使っています。
先日こちらの「Health Sync」からのお知らせがあったのですが、Huaweiの制限により、runningなどのアクティビティにおいて、GPS座標の抜き取りができなくなるそうです。
ざっくばらんに言うと、2023年7月までに同期設定をしていた人は、問題ないけど、今のスマートフォンを使っている間だけ。
2023年8月以降は、GPS座標の同期ができなくなるそうです。
これは残念ですね。