Huawei Watch dが中国で発売を開始しました
2021年の後半から噂になっていたHuaweiのスマートウォッチ・スマートバンド!血圧が測定できる「Huawei Watch d」が発表され、現在中国国内の公式ストアでは、販売を開始しております。
2,988人民元ということで、日本円にすると約50,000円となっております。
Huawei Watch dはこんなデザインです
やっぱり最大の目玉というのは血圧測定機能ということで、時計のバンドの所に「カフ」の機能を有するような物がついています。
あと、スイッチを押した時に測定をしますので、心臓と同じ高さに合わせて測定する必要があるそうです。
どっちへ進むのか?
Huaweiの場合、高機能なウォッチシリーズと、お手軽なBandシリーズを発売しており、今回はウォッチと言う事なので、高機能シリーズです。
従来の高機能シリーズの場合
HUAWEI(ファーウェイ) Watch GT2 Pro 46mm スマートウォッチ 2週間長時間バッテリー ワイヤレス充電 血中酸…
どちらかと言えばスポーツタイプ!スポーツを楽しむ為の機能・スポーツをさらに上達させる為の機能が備わっています。
今回の違う点
中華人民共和国国家食品薬品監督管理局によって、クラスIIの医療機器として登録されている機器に該当します。
中華人民共和国国家食品薬品監督管理局 とは、日本で言う厚生労働省医薬食品局に該当する国の医療に関する大切な機関ですね。
そのため、スポーツを楽しみつつ医療機器と言うジャンルになるのですね。
その理由は血圧測定機能がついているためです。
血圧の測定結果はこんなふうに表示されます
「高性能マイクロポンプHUAWEIWATCH D」をつかうことで、従来どおりの血圧測定ができる為、毎朝と夕方に血圧測定するリマインダーをセットすることができます。
さらにもう1つのセンサーPPGセンサーに基づいて、血圧の傾向を、自由な行動のもと、血圧測定をする機能もあるそうです。
- 従来の測定機能
- 現在の血圧の予測機能
この2つの測定で常時血圧の変化を折れ線グラフで記録することができるみたいです。
従来のカフを使った測定だけではなく、血圧の変化も記録できるのはすごいですね。
Huaweiとしてはもう1つの機能も注目
アップルウォッチなどでは導入されているので、あまり目立っていませんが、「高性能センサーECG」を搭載している為、ECG測定「心電計」を記録することもできるようになります。
従来の心拍数(脈拍のカウント数)の変化だけではなく、QRS幅というのもわかるので、より心拍の状態を測定することができるのですね。
こんなふうによく病院ドラマで見かけるような、心電図を記録することができるようになりました。
これは日本のHuaweiシリーズのウォッチには、まだなかった機能でもあります。
海外版になると「Huawei Watch GT 2 Pro ECG」と言うシリーズもあるそうですが、まだ全然広まっていません。
これらのことができるのも新センサーのおかげみたいです
HUAWEI TruSeen™ 5.0と言う新センサーを搭載している為なのすね。
このセンサーは「HUAWEI WATCH GT 3」などにも搭載されているみたいですが、日本のGT3にはECG機能は無いみたいです。
やはり医療機器に該当する為でしょうか?
このあたり各国の法律にも関わってくる範囲になるため、今後もこの手のウエアラブルデバイスの性能向上とともに、法律の範囲も難しくなってきますね。
Aliexpressではほぼ同等の値段が販売が始まっています
まだ、全世界でも11件の注文しか来ていないみたいです。
流石に時計に2万円くらいまでは出せても、勇気を絞った結果でもあり、5万円オーバーのこの手のクラスの時計がじゃんじゃん出てくるのも、悩ましくも…。
早く価格が安定した下がって欲しい技術でもありますね。
ソース元:中国Huawei公式サイト