※この記事にはプロモーションリンクが含まれています。

HUAWEI WATCH FIT 3の進化ポイントと新機能を徹底解説!5月22日発売

先日Huaweiから四角いディスプレイのモデルが登場すると記事にさせていただきましたが、その新モデルがHUAWEI WATCH FIT 3であることが発表されました。

筆者にしてみれば、「確かにFitシリーズであれば…四角いディスプレイか!」という驚きよりも、納得の発表でもありました。この記事では何が進化したのか確認してみたいと思います。

HUAWEI WATCH FITシリーズは2年ぶりの新作となります。


HUAWEI WATCH FIT 3のアピールポイント

アピールポイント
  • 1.82インチの超薄型AMOLEDディスプレイ
  • 業界をリードするカロリー管理機能
  • 高精度な睡眠測定
  • 専門的なワークアウトコーチ
  • パワフルなバッテリー
  • iOSとAndroid両方対応

という、Watch GT系に近いさらにシンプルな時計を目指したのが、Watch Fit系ですね。

基本3色に5種類のバンド

HUAWEI WATCH FIT 3の
カラーリング

色は3種類で、公式ストアから5種類のバンドが発売されています。

  1. ブラック
  2. ピンク
  3. ホワイト

ホワイトの場合は本体はシルバーボディになります。さらにナイロン素材のグレーや革バンドのホワイトも揃っています。色の展開から女性向けデザインを目指したスリムなHuawei Watchシリーズであると判断できます。

FIT3とFIT2の仕様の違い

FIT3FIT2FIT
サイズ縦36.3 mm x 横43.2 mm x 厚さ9.9 mm縦33.5 mm x 横46 mm x 厚さ10.8 mm縦約30 mm × 横46 mm × 厚さ10.7 mm
重量約26 g約26 g 約30 g約21 g 約27 g
画面1.82インチAMOLED1.74インチAMOLED約1.64 インチ AMOLED
バッテリー
(メーカーの一般的な利用)
約10日間約10日間約10日
防水5 ATM防水5 ATM防水5 ATM防水
搭載センサー9軸IMUセンサー
(加速度センサー、 
ジャイロセンサー、磁気センサー)
光学式心拍センサー
環境光センサー
9軸IMUセンサー
(加速度センサー、ジャイロセンサー、磁気センサー)
光学式心拍センサー
6軸IMUセンサー
(加速度センサー、ジャイロセンサー)
光学式心拍センサー
充電方法マグネット式マグネット式マグネット式
通信規格2,4 GHz、BT5.2 BR+BLE2.4 GHz, BT5.2, BLE2.4 GHz、BT 5.0、BLE
ボタン回転クラウン
ファンクションボタン
スクリーンタッチ+サイドボタンスクリーンタッチ+サイドボタン
マイク搭載
スピーカー搭載(通話・音楽再生)
NFCサポートクラシックモデルのみ

何が変わったのか?

仕様を見ると、スピーカーやNFCなどの有無は非公開になりました。しかし、中国本土では、NFC決済による切符システムなどもあるため、NFCは搭載と記載されています。

センサーなどに追加はありませんがBluetooth 5.2からBluetooth 5.2 BR+BLEへ変更されています。

以下の利点があるそうです。

Bluetooth 5.2 BR+BLEの利点

  1. デュアルモードのサポート:
    • BR/EDR(Basic Rate/Enhanced Data Rate)とBLE(Bluetooth Low Energy)の両方をサポートすることで、従来のBR/EDRデバイスとの互換性を保ちながら、BLEの省電力機能も利用可能です。
  2. データ伝送の柔軟性:
    • BR/EDRモードを利用することで、高速なデータ伝送が可能です。これにより、音楽ストリーミングや大量のデータ転送に適しています。
    • BLEモードでは、省電力かつ短い遅延時間での通信が可能で、IoTデバイスやセンサーネットワークに適しています。
  3. パケットデータユニット(PDU)の拡張:
    • BLEの拡張PDU(Extended Packet Data Unit)により、より大きなデータパケットを送信可能となり、効率的なデータ伝送が実現されます。
  4. 高いセキュリティ:
    • BR/EDRとBLEの両方での通信をサポートすることで、デバイス間の通信の信頼性とセキュリティが向上します。
  5. 同期化チャネルのサポート:
    • BLEの新機能として、ISO(Isochronous Channels)が導入され、オーディオストリーミングなどの同期化が必要なアプリケーションにおいて、より安定した通信が可能です。
  6. パフォーマンスの向上:
    • 両方のモードを併用することで、アプリケーションや使用シナリオに応じた最適な通信手段を選択でき、全体的なパフォーマンスが向上します。

ディスプレイがよりスクエア型へ

やっぱり最大の特徴は、細長のディスプレイから、より四角いディスプレイへ変更されている点ですね。

四角いディスプレイ

四角いディスプレイの特徴は、従来ではできなかった情報の確認のしやすさにもあります。
純粋にアナログ時計であれば、丸型のディスプレイが適していますが、アナログ時計以外であれば、スクエア型のディスプレイが、色々な情報を確認するのには最適です。

よりIT(情報技術)の現実に近づいたモデルですね!